女性の不調は、推拿で解決できます。

推拿とは、東洋医学を基にした無理のない整体マッサージ。

推拿(Tuina/推拿療法)**は、「推(押す)」「拿(つかむ・引っぱる)」という漢字のとおり、手や指、肘、時には腕などを使って体を刺激する治療法です。目的は、気・血の流れを良くし、経絡(けいらく)や臓腑のバランスを整えて、自然治癒力を高めることです。
推拿では他の療法にないリラクゼーション整体が可能です。
気功、鍼灸、漢方薬とならぶ、中国古代の知 恵が中国整体推拿(すいな)です。
按摩、マッサージ、中国整体も推拿に含まれ ます。推拿は肩こり・腰痛はもちろん、ストレス解消に最適です。肩こり、腰痛、冷え症、自律神経失調症など、生活習慣病全般に効果があります。
推拿の特徴的な技術 ―「こん法」と「経筋調整」
手を揺らして深部まで働きかける「こん法(こんぽう)」
推拿には数百種類もの手技がありますが、その中でも特に特徴的なのが、**上海で発展した「こん法」**と呼ばれる技術です。
こん法とは、施術者の指先や手の甲を使いながら、手首や肘、肩の関節を連動させて行う連続的な振り子のような動きのことです。この揺れのある動きにより、受け手の体は力を抜きやすくなり、リラックスした状態で施術を受けることができます。
この方法を習得すると、無理な力を使わずに、身体の深い部分(深層の筋肉)までやさしく働きかけることができ、血行も素早く改善されます。全身のめぐりがよくなることで、疲労回復やこりの緩和がスムーズになります。「経筋(けいきん)」に働きかける調整技法
推拿の施術では、自然と身体の表面にある筋やツボに触れることになりますが、その際に重要なのが「経筋(けいきん)」の調整です。
経筋とは、経絡(気の通り道)と同じく体内を走るエネルギーラインの一種で、手足から背中やお腹へと走る12本の筋の流れを指します。これは筋肉や腱、靭帯などとも関わっており、特に運動器系の不調に対して有効です。
経筋調整は、単に表面的なマッサージとは異なり、ちょうどかゆいところに手が届くような、的確で心地よい刺激を与えることができます。施術後の「もみ返し」が少なく、深部にまで届く持続的な効果が期待できます。
まとめ
- こん法は、揺れを活かした独特の手技で、深部の筋肉や血流に効率的にアプローチ。
- 経筋調整は、経絡に沿った筋肉の調整法で、心地よく、身体の動きをスムーズに整えます。
これらの技術は、推拿の中でも特に身体に優しく、効果的な方法です。リラクゼーションだけでなく、根本から体調を整えたい方におすすめの手法といえるでしょう。
続いて女性向けに推拿のメリットをご紹介します。
女性のための推拿 ― 静かに整える、美しさと健やかさ
女性に特におすすめの推拿(すいな)整体・マッサージ。
推拿(すいな)は、中国伝統医学の哲学に基づく手技療法です。手のひらや指先を使って、経絡(エネルギーの通り道)や経穴(ツボ)にやさしく働きかけ、気・血・水の巡りを整えることで、身体が本来もつ調和の力を引き出します。
その働きは、女性の身体にとって非常に深く、そして繊細なものです。日々変化する心と体のバランスに寄り添いながら、静かに、内側から美しさと健やかさを育てるのが、推拿の魅力です。

冷え・むくみを整え、深部から温まる
女性の多くが抱える「冷え」は、気血の流れの滞りから生まれます。推拿は、温かく包み込むような手技で血行とリンパの流れを良くし、身体の芯から温めていきます。夕方になると足がむくむ、手先が冷たくなる……そんな日々の悩みに、静かに寄り添います。
ホルモンバランスのゆらぎを、やさしく整える
生理不順、月経前の不調、更年期の変化――推拿は、これらの症状に対し、根本的な「巡り」を整えるという東洋的な視点からアプローチします。西洋医学とは異なる優しい視点で、女性のリズムを丁寧に整えます。
心の緊張を解きほぐし、自律神経を調える
心の疲れや、眠れない夜が続いていると感じたとき、推拿のやわらかな手のぬくもりは、自律神経のバランスを回復へと導きます。過剰に刺激するのではなく、静かに、自然なリズムへ戻してくれるのです。
妊活・産後・更年期に寄り添う伝統の知恵
命を育み、整えるための身体づくりは、表面的なリラクゼーションだけでは届きません。中医学の理論に裏付けされた推拿は、妊娠を望む方、産後の回復を目指す方、年齢を重ねた変化に向き合う方に、必要な「整える力」を与えてくれます。
推拿は、日々をしなやかに生きる女性の味方
現代の女性は、多くの役割を果たしながら、自らの身体と心に向き合う時間を後回しにしがちです。けれども、ほんのひとときでも立ち止まり、自分自身に触れるような静かな時間を持つことは、深い回復と内なる美しさの源になります。
推拿は、そうした時間を優しく包み、何も飾らず、ただ自然に「整える」ための術。
まるで季節のリズムに寄り添うように、心と体にそっとやさしく整いを届けます。
当サロンにご来店のお客様の7割が女性です。(年代は20代後半~)
血行とリンパの流れを良くする推拿(すいな)
血行・リンパの流れが滞ると、老廃物が体内に溜まり、むくみや倦怠感が生じやすくなります。
身体の「気・血・水(き・けつ・すい)」のバランスを整えることで、女性の体に優しく、根本的な体質改善を目指せる施術です。定期的に取り入れることで、日常的な不調の予防にもつながります。
推拿がオススメな女性の不調一覧
- 冷え性
- 生理痛/生理不順
- PMS(月経前症候群)
- 更年期の不調(のぼせ・不眠・イライラ)
- むくみ
- 慢性的な肩こり・腰痛
- 不妊症の体質改善サポート
- ストレス・気分の落ち込み
女性が男性より疲れやすい理由
1. ホルモンバランスの変動
女性は月経周期を通じてエストロゲンやプロゲステロンなどのホルモンが周期的に変動しています。これが体調や気分に大きく影響し、疲労感を感じやすくする要因になります。
- **排卵前後や月経前(PMS)**にイライラや倦怠感が強まる
- 月経中は鉄分不足により貧血気味→だるさ・疲れやすさ
- 更年期にはホルモンが急激に減少し、慢性的な疲労感や不眠が起きやすい
2. 筋肉量と代謝の違い
男性と比べて女性は筋肉量が少なく、基礎代謝も低いため、体力の回復が遅く、疲れを感じやすい傾向があります。
- 筋肉は疲労物質を排出する役割もある → 筋肉が少ないと疲れが取れにくい
- 持久力・体力に差がある場合、同じ作業でも女性のほうが疲労感を感じやすい
3. 貧血になりやすい
月経によって定期的に血液が失われるため、鉄分不足や貧血が慢性化しやすい傾向があります。
- 酸素が全身に運ばれにくくなると、慢性的なだるさ・疲れを感じる
4. 社会的・心理的負荷
現代女性は、仕事・家事・育児・介護など、複数の役割を同時に担うことが多く、目に見えにくい疲労やストレスが溜まりやすい環境にあります。
- マルチタスクによる精神的な疲労
- 気配り・感情労働の負荷
- 「ちゃんとしなきゃ」と頑張りすぎる傾向
5. 自律神経が乱れやすい
ホルモンやストレスの影響を受けやすい女性は、自律神経が乱れやすく、それによって慢性的な疲労や睡眠の質の低下が起こります。
整体サロンNao(目黒区・学芸大学)では日本人では5本の指に入る推拿セラピストが丁重に施術するので自信をもってお勧めできます!
お悩みの方は、ぜひ当サロンへご相談、ご来店心よりお待ちしています。

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